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SPAIQ SloMoPlus
通常のカメラから、AIで映画のようなスーパースローモーション

SPAIQ SloMoPlusは、イタリアSmall Pixels社のAI映像技術SPAIQの新製品です。AIによるフレーム補間で、通常のフレームレートの映像を、非常に滑らかなスーパースローモーションに変えます。
従来のスローモーションは、既存のフレームを引き延ばすだけなので、カクカクした動きになります。高品質なスーパースローモーションには、150fpsや180fpsで撮れる専用の高速度(HFR)カメラが使われてきましたが、特別な機材と大きな追加投資が必要なため、すべてのカメラ位置や番組に置けるわけではありません。
SPAIQ SloMoPlusは、連続するフレームの間の動きを解析し、物理的に矛盾しない中間フレームを生成します。元のフレームレートを大きく高め、映像の構造を保ったまま、通常の制作用カメラを「仮想のHFRカメラ」として使えるようにします。同じ技術で、デジタル配信、SNS、プロモーション、ユーザー投稿(UGC)向けの既存の映像も、より滑らかにできます。
主な特長
01 高品質で滑らかな動き
中間フレームを生成して、通常のフレームレートの映像から滑らかなスーパースローモーションを作ります。補間でよく起きるアーティファクトを最小限に抑えます。
02 リプレイのアングルが増える
専用のHFRカメラを置けない、または置くのが現実的でない通常のカメラ位置にも、スーパースローモーションを広げ、リプレイの選択肢を増やします。
03 既存の映像を活かせる
今のカメラの映像や収録済みの映像にもスーパースローモーションを使え、ライブのリプレイにも、デジタル配信、SNS、ポストプロダクションにも対応します。
04 既存の制作系にそのまま組み込める
今のライブ制作やファイルベースの制作系に、設備を大きく変えずに組み込めるよう設計されています。
05 クラウドでもオンプレミスでも
クラウドでもオンプレミスでも動作します。映像クリップやストリームをネットワーク経由で処理するほか、副調整室に置いたSmall Pixelsの専用機で、SDIケーブル経由で処理することもできます。
ライブのリプレイにも、ファイルベースの制作にも
1. ライブのリプレイ用の「仮想HFRカメラ」
ライブのスポーツ中継で、すべてのカメラ位置に専用のHFRカメラを置くのは、費用の面でも運用の面でも現実的とは限りません。SPAIQ SloMoPlusは、リアルタイムのAI処理で、通常のカメラを仮想のHFRカメラにします。
SDIまたはSRTで受けた通常のカメラ映像のフレームレートを2倍、3倍、4倍に高め、3相SDI、SRT、グローイングファイルなどの形式で、スーパースローモーションの映像を連続して出力します。リプレイのオペレーターは、必要なスーパースローモーションのクリップを、今の副調整室の作業の流れのまま取り出せます。複数の通常のカメラのアングルからスーパースローモーションのリプレイが使えるようになり、専用のHFR機材を減らしながら、リプレイの範囲と表現の幅を広げられます。
2. ハイライト、SNS、ライブのクリップ向けのファイル処理
スローモーションは、ライブの最中に作るものばかりではありません。SPAIQ SloMoPlusは、既存の映像クリップも処理でき、通常のフレームレートの映像を、ハイライト、SNS、プロモーション、イベント後の制作用の滑らかなスーパースローモーションにします。選んだクリップをウォッチフォルダーに入れると、中間フレームを加えたスローモーションのクリップが返ってきます。専用のHFRカメラや、元の制作体制の変更なしに、高品質なスローモーションの素材を作れます。
主な仕様
| フレームの生成倍率 | 元のフレーム数の2倍、3倍、4倍 |
|---|---|
| 遅延 | 150ms未満 |
| プロトコル | SDI、SRTなど |
| 映像フォーマット | プログレッシブ、インターレースの両方に対応 解像度:1920×1080、1280×720 フレームレート:23.976、24、25、29.97、30、50、59.94、60fps よりよい結果には、50fps以上の映像を推奨 |
| ファイル形式 | MP4、MKV、MOV、TS、AVI、MXFなどの標準的なコンテナ |
| 設置 | クラウド、オンプレミス |
ウルトラスローモーション
すでにスローモーションで撮った映像も処理でき、さらに中間フレームを補間して、ウルトラスローモーションにできます。スポーツ中継では、速い動きの中の細かな瞬間まで見せられ、映像のゆがみを最小限に抑えたまま、リプレイの選択肢が1つ増えます。
よくある質問
高速度カメラなしでスーパースローモーションを作れますか?
はい。AIによるフレーム補間で、専用の高速度カメラなしに、通常のカメラ映像から滑らかなスーパースローモーションを作れます。
既存のスポーツ中継のリプレイシステムと組み合わせられますか?
はい。SDIとSRTの制作系に対応しているので、今の放送の環境の中でスーパースローモーションのリプレイが使えます。
スローモーションで撮った映像も処理できますか?
はい。既存のスローモーション映像にさらにフレームを補間して、ウルトラスローモーションにできます。
お使いの通常のカメラは、思っている以上の力を持っています。SPAIQ SloMoPlusなら、制作の設備を変えずに、AIによるスーパースローモーションのリプレイを今の作業の流れに取り入れられます。
関連製品・リンク
- SPAIQ FrameFlex — AIによるフレーム補間・フレームレート変換
- SPAIQ Linq — AIによる映像伝送
- SPAIQ — AIによる画質向上・ビットレート削減
- Inter BEE 2026 出展情報 第3弾 Small Pixels
- Small Pixels製品一覧
- SPAIQ SloMoPlus 公式サイト(英語)