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SPAIQ Linq
AIによる映像伝送 ── 回線の制約を超えて、高画質な映像を届ける

SPAIQ Linqは、イタリアSmall Pixels社のAI映像技術SPAIQの新製品です。送信側と受信側の両方にAIを置く仕組みで、帯域の限られた回線でも、高画質な映像を送れるようにします。
中継の映像、リモートでのスポーツ制作、現場からの監視映像など、従来の伝送は送信側だけで処理するため、回線の太さと不安定さに縛られ、安定性と画質のどちらかを犠牲にしがちでした。SPAIQ Linqは、伝送の経路全体にソフトウェアの層を加えることで、コーデックやエンコーダー、設備を入れ替えずに、今の回線でより高画質な映像を送れるようにします。
仕組み
A地点(送信側):信号の最適化
送信側で、軽量なニューラルネットワークが各フレームを解析し、空間と時間の冗長なデータをエンコードの前に取り除きます。これは一般的な圧縮とは違い、「後でAIが正確に復元できる」とわかっている情報だけを省きます。必要な帯域を大きく減らしながら、忠実に復元するための土台は残します。
メタデータを使った伝送
最適化した映像と一緒に、A地点でどのような処理をしたかを伝えるメタデータを、フレームごとに同期して送ります。映像は標準のエンコーダーを通ります。
B地点(受信側):リアルタイムのニューラル復元
受信してデコードした後、AIがメタデータをヒントにして省いた細部を正確に復元し、従来の伝送では保てなかった元の精細さ、構造、滑らかな動きを取り戻します。
主な特長
01 非常に安定した伝送
帯域が厳しく制限された回線や、不安定・混雑したRF、衛星、携帯電話の回線でも、途切れにくい安定した映像伝送を実現します。
02 帯域と画質のトレードオフを逆転
今と同じビットレートで、より高い解像度や高いフレームレートを送れます。あるいは、限られた帯域で、今と同じ見た目の画質を保てます。メーカーの比較では、2Mbpsの同じビットレートで、送る画素の密度を30%減らしています。
03 マシンビジョンの精度向上
エンコードの前に信号を整えることで、後段のAIによる物体検出、分類、追跡の信頼性を高め、従来の伝送経路と比べてmAP(検出精度の指標)を向上させます。
こんな場面で
- 中継のコントリビューション
- リモートでのスポーツ制作
- インタビュー、ニュース取材
- ドローンからの映像伝送
- 移動式の映像指令センター
- 防衛、公共安全
- 重要インフラの監視、遠隔での設備点検
主な仕様
| 構成 | 送信側と受信側の両方にAI(A地点:前処理と画素密度の削減/B地点:ニューラル復元) |
|---|---|
| 解像度 | 画素密度を下げて送り、最大4K・ハイフレームレートまで復元 |
| 回線 | 5G、衛星、混雑したIP回線向けに設計 |
| コーデック | AVC(H.264)、HEVC(H.265)と既存のエンコーダーに対応 |
| 設置 | 送信側は撮影現場の機器上、受信側はクラウドまたはオンプレミスのサーバー |
| 遅延 | 中継やリアルタイムのコントリビューション向けの超低遅延 |
今お使いの伝送回線は、思っている以上の力を持っています。SPAIQ Linqなら、設備に手を加えずに、次世代のコントリビューション品質を実現できます。
関連製品・リンク
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- Inter BEE 2026 出展情報 第3弾 Small Pixels
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- SPAIQ Linq 公式サイト(英語)