DTA-2132

ハイエンドマルチスタンダード L-band レシーバ PCI Expressカード

DTA-2132は、高品質の RF測定機能を備えたプロフェッショナルグレードの衛星受信用 PCI Expressカードです。衛星監視、変調器テスト、高速データ配信に最適です。

  • 高度なDVB-S2(X)機能をサポート: VCM、ACM、マルチ入力ストリーム(MIS)、および汎用ストリーム(GM)
  • ハードウェア復調器をバイパスし、記録用、またはSDRベースの復調ソフトウェア用のI/Qサンプルの取得が可能
  • L.3パケットでのBBFRAMEの受信
  • 3つの方法(short, medium, long)でのRF計測と統計
  • LNB電源インサ―ションおよびDiSEqCサポート
  • Windows/Linux対応ドライバ、無償SDK
  • PCIExpress gen2 x4 ロープロファイル

製品特徴

仕様 / 特性

パラメータ
RF入力
75-Ω F female
入力リターンロス
>15dB typical
対応周波数帯
950 ~ 2150MHz
入力感度
Typical
-80 ~ -20dBm
Worst case
-60 ~ -20dBm
シンボルレート
0.09 ~ 72MBd
計測
MER
3 ~ 35dB
RF レベル
-80 ~ -20dBm
コンスタレーション
256 x 256
LNB supply
18V/600mA
PCI Express
PCIe gen2 x4 low profile
PC Support
OS
Windows 10, 11
Windows Server 16, 19, 22
Linux ≥2.6.18, 3.x, 4.x, 5.x
CPU
推奨 Core i7-4xxx 以上
または、 同等のAMD CPU

ブロックダイアグラム

DTA-2132のメインパスは、広帯域 Lバンドチューナー、14ビット I/Qアナログ – デジタルコンバーター、DVB-S2/S2Xデモジュレーターとデコーダー、L.3パケタイザー、FIFO、DMAコントローラー、およびPCIeインターフェイスで構成されています。コンスタレーションポイントはデモジュレーターの後でサンプリングされ、LDPCエラーレートとその他の統計はデコーダーの後で収集されます。

セカンダリ I/Qパスは、入力信号のスペクトル特性を推定し、SDR、記録、またはその他の目的で I/Qサンプルをユーザースペースアプリケーションに送信するなど、複数の目的で使用されます。3番目のパスは、Iサンプルと Qサンプルをローパスフィルターし、キャリブレーション テーブルによって補正された信号電力を推定します。

DTA-2132には、過電流保護機能付きの 18V/600mA LNB 電源インサータと、DiSEqC-2.0 22kHz LNB 制御信号インサータも搭載されています。最後に、温度監視ユニットがファンの速度を制御してボードを冷却します。

対応変調方式・機能

対応変調方式・機能
受信
  • DVB-S*:EN 300
  • DVB-S2:EN 302 307
  • DVB-S2X:EN 302 307-2

* Core i7-4xx 以上、 または ≥2.8GHz 以上が必要です。
機能
I/Q sample キャプチャ機能

オーダー情報

型番 概要 付属ソフトウェア、変調オプション
DTA-2132
DTA-2132
本体のみ *ソフトウェア無し
DTA-2132-SL
DTA-2132 with StreamXpert Lite
  • StreamXpert Lite:TS記録・デコードソフトウェア
DTA-2132-SX
DTA-2132 with StreamXpert
  • StreamXpert v2:TS解析・記録・デコードソフトウェア

対応ソフトウェア

対応ソフトウェア 概要
TS記録・デコードソフトウェア
TS解析・記録・デコードソフトウェア
多機能TS/SDI記録ソフトウェア
*別売のソフトウェアライセンスが必要となります。

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