DekTec デバイス向け FFmpeg 連携機能

DekTec デバイスを使って、SDI や SMPTE 2110 のリアルタイムストリーミングに FFmpeg のパワーを活用できます。
‘ffmpeg’ および ‘ffplay’ のコマンドラインツール、さらにカスタムアプリケーション開発向けの FFmpegライブラリに、DekTecデバイスのサポートを追加しました。
また、DekTecは、生のSDIストリームを保存するための新しい .sdiファイル形式も追加しました。

Additional Resources

パッケージ
Windows用のソース
ビルド手順は、こちらからご確認いただけます。
* こちらのZIPファイルには、DekTec向けに特別に改良されたFFmpegのソースコードが含まれています。 FFmpegのライセンス制約により、ビルド手順に従ってご自身でコンパイルしていただく必要があります。
 ダウンロード
Linux用のソース
ビルド手順は、こちらからご確認いただけます。
*こちらの tar.gz アーカイブには、DekTec専用の対応を加えた FFmpeg のソースコードが含まれています。 FFmpeg のライセンス制約により、ビルド手順に従ってご自身でコンパイルしていただく必要があります。
 ダウンロード
DekTec固有のコマンドラインオプションはについては、こちらからご確認いただけます。

対応DekTec製品

Type概要
DTA-2110

10G SmartNIC Optimized for SMPTE 2110

DTA-2110 は高性能な PCIe カードで、SMPTE ST 2110 の音声および映像ストリームを FFmpeg に取り込んだり、FFmpeg から送信したりすることができます。’ffplay’ を使用することで、これらのストリームをウィンドウ内で直接表示することが可能です。

DTA-2172

Dual 3G-SDI/ASI Ports for PCIe

2つのポートのそれぞれで、SDI ストリーム(SD、HD、または 3G)を FFmpeg に入力したり、FFmpeg から出力したりすることが可能です。’ffplay’ を使用することで、SDI ストリームをウィンドウ内で直接表示することが可能です。

DTA-2174B

Quad 3G-SDI/ASI Ports (1x12G) for PCIe

4つのポートのそれぞれが、SDI ストリーム(SD、HD、または 3G)を FFmpeg に入力または出力できます。このカードは 12Gにも対応していますが、現時点の FFmpegとの連携機能では 12Gはサポートされていません。’ffplay’ を使用することで、SDI ストリームをウィンドウ内で直接表示することが可能です。

DTA-2178

Octal 12G-SDI/ASI Ports for PCIe

8つのポートのそれぞれが、SDI ストリーム(SD、HD、または 3G)を FFmpeg に入力または出力できます。このカードは 12G に対応していますが、現時点の FFmpeg との連携機能では 12G はサポートされていません。’ffplay’ を使用することで、SDI ストリームをウィンドウ内で直接表示することが可能です。

* 以上は、FFmpeg連携機能と連携可能な DekTec 製品の一覧です。これらの製品は互換性を確認しておりますが、実際の使用状況や構成によって結果が異なる場合がありますのでご了承ください。

対応フォーマット

フォーマット
Video HD/3G 720p, 1080i, 1080p, 1080psf
SD 480i, 576i
Frame rate 23.98, 24, 25, 29.97, 30Hz 50, 59.94, 60Hz
Audio Format PCM
Sample rate 48kHz
Sample size 20-, 24-bit

PC Support

PC Support
Linux ≥4.x, 5.x
Windows 10, 11; Server 19, 22, 25
Processor Core i7 Or equivalent AMD CPU

機能紹介

  • 広範な連携機能:幅広い DekTec デバイスに対応しており、FFmpeg を通じて SMPTE 2110 および SDI ストリームの送受信を直接行うことができます。
  • クロスプラットフォーム対応:Windows と Linux の両方をサポートしており、OS に依存せず FFmpeg の機能を最大限に活用できます。
  • .sdi ファイル形式:本連携機能の一環として導入された独自かつオープンな形式で、FFmpeg による AV ストリームの .sdi ファイルとしての読み書きを可能にします。

アプリケーション(用途)

  • リアルタイムエンコード/デコード:ffmpeg コマンドラインツールを活用することで、FFmpeg の高度なエンコードおよびデコード機能を利用でき、DekTec デバイスとの間でリアルタイムのストリーム処理が可能になります。
  • 映像のモニタリング:ffplay を使用することで、SDI や SMPTE 2110 のAVストリームをウィンドウ内でリアルタイムに直接表示できます。
  • カスタムソリューション開発:FFmpeg ライブラリの性能と DekTec の入出力機能を組み合わせることで、製品仕様や業務要件に合わせたカスタムソリューションの開発が可能です。

FFmpeg コマンドライン 例

これらの代表的な ffmpeg コマンドラインの例をご覧いただくことで、当社の FFmpeg 連携機能の幅広い可能性を体感していただけます。
これらはほんの一部の例に過ぎず、ffmpeg ツールには無数のコマンドラインオプションが用意されています。
さらに、FFmpeg ライブラリと DekTec の入出力(I/O)を組み合わせることで、独自のアプリケーションを自由に構築するための無限の可能性が広がります。

下の図では、ffmpeg ツールを使用して、トランスポートストリームファイルからサービスを SMPTE 2110 の映像および音声ストリームとして、DTA-2110 カード経由で配信する構成を示しています。

コマンドライン:
ffmpeg -i input.ts -url:v 239.0.0.5:5678 -url:a 239.0.0.6:5680 -f dektec 2110000054

または、DTA-2178 のポート4を使って SDI をストリーミングする方法:
ffmpeg -i input.ts -f dektec 2178000132:4
DekTec カードで受信した映像や音声を視聴するには、ffplay ツールを使用できます。 下の図はその例を示しており、ffplay を使って DTA-2172 カードで受信した SDI 信号の内容を表示しています。
コマンドライン:
ffplay -f dektec -i 2172000209

または、DTA-2110 を使用して SMPTE-2110 ストリームを受信する方法:
ffplay -url:v 239.0.0.5:5678 -url:a 239.0.0.5:5680 -f dektec -i 2110000054
以下の例は、前述の2つの例を組み合わせて SDI から SMPTE-2110 へのゲートウェイを構成したものです。今回は ffmpeg ツールを使い、DTA-2172 で受信した SDI 信号から抽出した映像と音声を DTA-2110 にルーティングし、これを ST 2110-20(映像)および ST 2110-30(音声)の IP ストリームとして送信します。
コマンドライン:
ffmpeg -f dektec -i 2172000209 -url:v 239.0.0.5:5678 -url:a 239.0.0.6:5680

-f dektec 2110000054

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