Kaleido MX
製品概要
グラスバレー社のマルチビューワーターンキーシステムの
Kaleido MX には、ハイエンドなスタジオ TV
制作や中継車などのライブプロダクションだけでなく、高品位なプレイアウト施設にも対応できる様々
な構成の選択肢が用意されています。
Kaleido
MX は低消費電力で軽量、コンパクトな設計により、動作時の熱の発生を抑えた超静音動作を
可能にします。
先進の入力信号監視機能を備え、オペレーターに問題を迅速、明確に警告することにより、
Kaleido MX
はプレイアウトのマスターコントロールにおける高い品質を確保します。
Kaleido
MX が備える革新的なスケーリングテクノロジーによる最高の映像品質とレイアウトフリー設
計により、信号の帯域制限なく「あらゆるソースをどこにでも」割り当てることができます。 Kaleido
MX はホットスワップ対応モジュールと電源を備え、非常に厳しい環境にも対応できる堅牢性を提供し
ます。
主な特徴
比類なき画像品質
- -比類なきマルチビューワー画質と卓越したオンスクリーングラフィックスにより、最も厳しいモニタリングのアプリケーションやハイエンドTV 制作の要求に対応
- -最大4 台のマルチビューワーディスプレイにフル 1080p50/60 Hz 解像度で HDMI と SDI を同時出力
- -最大3G の信号フォーマットで入力信号を処理
堅牢でサービス性を備えた設計
- 独自のオートリカバリー機能により、フレームに「コールド」スペアを挿入後、迅速な自動リカバリーが可能
- ホットスワップ対応のモジュールと電源
- 静音冷却性能を備えた1 RU および 3 RU フレームモデル
マルチルーム、マルチユーザー志向
- 1 台の Kaleido MX マルチビューワーを使用して、複数のオペレーションルームやオペレーターポジションでのソース共有を実現すると共に、完全独立型ディスプレイ、オーディオモニタリングおよび各オペレーター専用のコントロールパネルに対応
複数のマルチビューワー間でのシームレスなコントロール
- Kaleido マルチビューワーは他のビューワーとの「ミックス&マッチ」で、設備内をシームレスにモニタリングするシステム構築が可能
- スタンドアロンRCP 2/RCP 200 パネル、一体化ルーターコントロールシステムとパネル、iControl及びサードパーティコントロールシステムなど、複数のコントロールオプションから選択可能
優れたレイアウトの適応性
- レイアウトの究極な適応性により、全ディスプレイでのソースのリピート表示やサイズの変更を、ブロックやグループの制限または帯域制限なしで、無制限に実現
ルーターとスイッチャーの連携
- Kaleido MX は、 NVISION ルーターシリーズとの密接な連携動作が可能なだけでなく、サードパーティー製ルーターやプロダクションスイッチャーとのタリーおよびラベル/エイリアスなどのソース名称管理に対応
- 複数のマルチビューワーを1 つのコントロールパネルからコントロール可能
大規模なシステムへの拡張性
- アップストリームにNVISION ルーターを使用することにより、マルチビューワーシステムの拡張が実質無制限
- 1,152 ビデオ入力、 288 マルチビューワー出力のマルチビューワー/ルーター連携システムを構築可能
先進のプローブとアラーム
- クローズドキャプションとテレテキストサブタイトルの表示およびアラームと、XDSや AFD を含むクローズドキャプションとテレテキストサブタイトルの表示およびアラームにより、地域の各種規制に準拠
- ドルビーE メタデータ抽出ソフトウェアライセンスにより、高価なハードウェアデコーダーを必要とせずに測定とコンテンツアラームが可能
- オペレーターに明確な警告を伝える高性能なオンスクリーンアラーム表示。重要度に応じたマルチカラーと点滅ステータス、ステータスラッチ、ステータスメッセージに対応